うさぎはとてもデリケートな動物です。
そのため、動物病院に連れて行くための移動がストレスになってしまうことも。
うさぎの緊張は、病院に到着しても続きます。
度重なるストレスからひどい場合、突然死する可能性もあります。
少しでもうさぎを落ち着かせるためにも、動物病院に連れて行く方法は配慮してあげましょう。
この記事では、
・うさぎは病院でストレスを感じるとショック死?
・うさぎを動物病院に連れて行くには?
についてまとめています。
うさぎは病院でストレスを感じるとショック死?
うさぎは大変神経質なため、恐怖や痛みなどのストレスを感じるとアドレナリンショックにより突然死する可能性があります。
簡単にいうとショック死だね
小さい頃から病院に慣れているなら問題ありません。
しかし、慣れてない子ほど診察を拒み多大なストレスを感じます。
ひどいうさぎになると、キャリーを開けたとたん大暴れして骨折するなどの事故につながることも。
うさぎは危機を感じると100%の瞬発力を使用して危機から逃げようとするので骨が折れてしまうのです。
もともと骨がもろいうさぎが骨折をすると治療が困難といえます。
ただでさえ、目的地に来るまでにストレスを感じているうさぎ。
せめて、動物病院に連れて行くまでのストレスは減らしてあげましょう。
うさぎは繊細なの!!
うさぎを動物病院に連れて行くには?
うさぎを連れての移動は、なにかと慌ただしいものです。
移動中のストレスにも考えながら行動しないといけません。
ここからは、うさぎを動物病院に連れて行く方法についてご紹介します。
①小動物用のキャリー
耐久性に優れたワイヤーを使っている小動物用のキャリーです。
取り外しが簡単でお手入れがしやすいのが特徴。
車で連れて行くなら一番向いているのキャリー。
座席の上に置いてシートベルトで固定すれば動きにくくなります。
病院に行くまでに同乗者がいるなら、キャリーを膝に乗せて声を掛けたり頭をなぜてあげましょう。
うさぎも落ち着くのでストレスが軽減されます。
ただし、移動後は疲労とストレスでケージを開けた瞬間に逃げる恐れが高いです。
目的地に付いたら、すぐにケージを開けずしばらく静かな場所で様子をみてください。
②ナチュラルバスケット
可愛らしいデザインが特徴のナチュラルバスケット。
おしゃれでありながら、性能もしっかりしています。
表面はポリウレタンで加工しているため、かじり癖のあるうさぎ向け。
天面には小窓が付いているので、移動時にうさぎの様子を見ることができます。
通気性にも優れているため、夏の暑い時期に使用するのがベストです。
また、天面は開閉する使用のためうさぎをスムーズに出し入れしやすいのがポイント。
③ダブルドアキャリー
前面と天面の2カ所にドアがついているキャリー。
前面のドアは左右に開くので使いやすい。
上からもうさぎを入れることができるので、前から入らない子向け。
丈夫なプラスチック製のため、かみ癖がハードなタイプはこちらが良いです。
組み立て式のため、すみずみまでお手入れが可能。
丈夫で簡単なお手入れを望む人に飼い主さんにオススメ。
④リュック
パッと見て普通のリュックと変わらずスタイリッシュなデザイン。
ポケットが複数ついているので、使い勝手も良く工夫しだいで便利さもあがります。
うさぎを病院に連れて行くにはさまざまな準備が必要。
道具を入れることもできるので、飼い主にも優しいといえます。
ファスナー部分は、うさぎに接しにくくできているので、毛を挟む心配は少ないです。
徒歩で行ける距離に動物病院がある人は移動用におすすめ。
災害時の避難にも使えるので1つはあると助かります。
まとめ
うさぎは臆病で神経質な生き物。
ストレスがかかりすぎるとショック死することもあるため気を付ける必要があります。
診察に負担が掛かるのは仕方ありません。
そのため、動物病院に連れて行く方法は工夫しましょう。
さまざまな運び方があるので参考にしてください。